チディングストーン村 Chiddingstone Village
今日の最初の訪問地はチディングストーン村だ。"One of the most beautiful and oldest villages in Kent"とも
"One of the most attractive hamlets in Kent"とも称され、"The most perfect surviving example of a Tudor village in the county"と呼ばれる村全体が
ナショナル・トラストの管理にある村だ。映画「眺めのいい部屋(A Room with a View)」にも登場した村だという。
ローカルロードを進むと突如として小さな村に入る。わずか100m足らずの道路わきにハーフ・ティンバーの建物が6、7軒並んでいるだけだ。
あっという間に通り過ぎ、Uターンして戻る。素敵な通りに車を止めるのは景観をスポイルしそうで憚られる気もしないではないが、
他に止める所もないし、他にも沢山止めてある。通りの南側に16、17世紀に鉄工業で栄えたチューダー様式の村がそのまま残っている。
通りと建物の間の通路には当時のままの玉石の石畳が残っている。
郵便局の看板には"1453 AD Chiddingstone Stores and Post Office"と記されている。その脇の木戸が閉まった通路の上には
"1453 Burghesh Court"の看板が吊る下がっている。まだ営業時間になっていないがTea Room、Restaurant、Shopがあるようだ(写真下左から2枚目)。
その隣の3つの破風が目を惹く(写真上右から2枚目、下左)。真ん中の破風は迫り出していて、右の破風には出窓がある。そのガラスが歪んでいて時代を感じさせる。 通りの一番西の建物はキャッスル・イン(Castle Inn)だ。その名の通り西側には広大なチディングストーン城(Chiddingstone Castle)の敷地が広がっている。 立派な城門にはダイアモンド・ジュビリーのイベントのお知らせが掲げられている(写真下左から2枚目)。
通りの北側にはセント・メアリー教会(The parish church of St. Mary)がある(写真上右)。その歴史は1000年前に遡るという。
墓地門(Lych Gate 写真下中)から可愛らしいプライマリー・スクールの生徒たちが次々と出てきた。朝のお祈りでもあったのだろうか。
郵便局に入ってみる。 村の絵葉書でもあればと思っていたのだが、なかなかに品揃えが良い。ポストカードとバースデーカードを求め、
更に物色していると素晴らしいマグカップを見つけた。今年の買い物候補の一つがマグカップだったのだ。
右の写真のクラシック・プー(Classic Pooh)のマグカップだ。左の直径7.5cm、高さ、9.5cmのスリムな方を2つ求めたら、現品限りだという。
もう一つあった右の直径8.5cm、高さ9cmとペアで求めたら、こちらは缶の容器に入れてくれた(写真下右2枚)。
書かれているフレーズは"some friends are smaller than others"、プーさんの優しさが感じられる。とても良い買い物ができて得した気分だ。
Address | near Edenbridge, TN8 7AH |
Telephone | 01304 207326 |
Web Site | Chiddingstone Village |
詳細はWeb Siteなどでご確認ください。
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